4月29日(祝・木)、
鹿児島ガーデンズシネマの
11周年おすすめドキュメンタリー映画として、
1日限定で「今日もどこかで馬は生まれる」を
上映していただきました!
記念すべき日の上映に本作を選んでいただき、
とても光栄に思っています。
足を運んでいただきました皆さま、
鹿児島ガーデンズシネマの皆さま、
本当にありがとうございました!
上映終了後は、
監督の平林がオンラインで登壇し、
鹿児島ガーデンズシネマ支配人の黒岩さんの進行で、
映画を作ることになったきっかけや
クラウドファンディングについてなど、
本作にまつわるトークを繰り広げました。
その一部を抜粋してご紹介します。
Q. 制作の過程で一番印象深かったことは何ですか?
平林:1つは食肉センターです。全国で50施設以上に取材をオファーしたが、断られ続けました。受けていただいた新潟・長岡食肉センターの関さんをはじめ関係者の皆様には今でも感謝しています。
2つ目は北海道の生産牧場・コスモヴューファーム代表の岡田さんです。アポなしで車に乗るところを呼び止めて取材させていただきました。生産者としてリアルな思いをあの場ではっきりと発信くださって本当に感謝しています。作品としても大きな意味があったと思います。岡田さんの話を聞くまで、引退馬の課題とは、引退した後に考えるものだと思っていました。岡田さんの言葉で、生まれた瞬間からその馬は未来の引退馬であり、引退馬支援とは馬の一生のどのフェーズでも考えなければいけないことなのだと気づかされました。
Q. これからの引退馬支援に期待することは何ですか?
平林:1人でも多くの人にこの課題の「今」を知ってもらい、それぞれの考えを持ってもらうことです。この映画を広めていくことで、その一助になれればと思っています。今は『ウマ娘』のブームなどもあり、競馬や引退馬問題に関心を寄せる人が増えていると感じています。正しい情報を発信し続けたいと思います。
平林は、タイムオーバーでオンライン通信が切れた後も、
3人の観客の方と電話で質疑応答を継続し、
「海外の引退馬支援はどうなっているのか」、
「一般人の自分でもできる引退馬支援には何があるか」などの質問に応えました。
日本有数の馬産地でもある鹿児島で、
この課題に対する関心の高さがうかがえました。
先日お伝えしました通り、
本作の劇場での展開はこれで一段落となります。
引き続きオンデマンド配信やDVDでご覧いただけましたら幸いです。
また、盲目の馬・バンダムテスコを取り上げる
新作のショートドキュメンタリー制作も進んでいます。
その他、本作を軸としたさまざまな引退馬支援活動も
企画しています。
随時情報を発信していきますので、
応援の程、どうぞよろしくお願いいたします!
Creem Pan 一同
鹿児島ガーデンズシネマ
入口にポスターを飾っていただきました!
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